【開催済】令和6年度法務省委託「次世代とともに考えるハンセン病問題人権シンポジウム」開催のご案内

 

ハンセン病とは「らい菌」という細菌に感染することで起こる病気です。手足の指先の神経が麻痺したり、治療法がない時代には後遺症が残ることもありました。しかし、らい菌の感染力は弱く、発病することは極めてまれです。万が一発病しても、現在は早期発見と適切な治療により後遺症が残ることなく完治します。しかし、かつて採られた国の強制隔離政策により、人々の間にハンセン病は怖い病気だというイメージが作られ、ハンセン病患者・元患者やその家族の方々に対する偏見や差別が生まれ、それが今もなお続いています。

そこで、当事者やハンセン病問題に関わってこられた方々からお話を聞き、ハンセン病問題が過去の問題ではなく「今の」問題であると認識し、その正しい知識と理解を学ぶとともに、身近な場面でも起き得る偏見・差別という過ちを繰り返すことなく、偏見・差別のない社会を実現するためにはどうしたらよいか、次代を担う皆さんと一緒に考え、実践していくためのシンポジウムを開催します。

オンライン視聴については申込不要です。会場参加希望の方はお申し込みいただければ、どなたでも参加可能です。

詳細は人権ライブラリー・ウェブサイトを御覧ください。
次世代とともに考えるハンセン病問題人権シンポジウム開催のご案内